こんにちは。
バツまるです。
WEBで情報や画像を見ることが簡単になった現代こそ、
まだ見ぬあの場所へ辿り着いたときの感動。
皆さんが思い出に残る旅に出会えることを、いつも願っています。
今回は沖縄のレストランで面白いところへ行ったので、ご紹介したいと思います。
アメリカ文化を色濃く感じる沖縄ならではの、他では見られないソフトシェルのタコスが食べられるお店をご紹介します。
目次
沖縄へ行くとアメリカンなジャンクフードが食べたくなることはありませんか?
沖縄に行ったら食べたいものは何ですか?
沖縄料理系に分類される、沖縄そば各種、チャンプルー料理、豚肉料理などもいいですよね。
カツオの風味を強く効かせながらも、こってりさせない。
南国の特徴ある食材を使い、中国料理のエッセンスも混じる独特の料理の数々は、一度ハマるとまた食べたくなります。
一方アメリカの食文化の影響を受けた、ハンバーガー、ステーキ、アイスクリームなども頭に浮かんできます。
それらは日本の他の地域でももちろん食べられるのですが、沖縄にはよりたくさんのアメリカ人がいるため、本場の雰囲気を色濃く残す本格派が数多く店を構えています。
おはげちゃんは不思議と自分で作る料理は和食が得意なのに、食べるときはかなりの割合で洋食を好みます。
まあ、それはかまわないのですが、洋食といっても西洋料理ということで考えると、実は様々…イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、ギリシャ、ロシアなどの料理はそれぞれに特徴がありますよね。挙げればキリがありません。
ちょっと範囲を広げて外国の料理(アジア以外)と考えれば、メキシコ、ブラジル、チリ、トルコ、エジプト、チュニジア、モロッコ、ケニア、セネガルなど…
でも今回のトピックでは、アメリカ料理というカテゴリーに限定して探すのが、沖縄での正解ということになるでしょう。
私は青春時代、アメリカの食文化ににどっぷり浸って数年過ごしており、愛憎うずまく感情があります。
当時は、「日本食が食べたい。でも高い。日本食が食べたい。でも自炊するための日本食材もない。」と思いながら暮らしており、時折「くっそー!!なんでこんな大雑把な料理ばかりなんだ!質より量か!」と怒っておりました。
それが不思議なもので、帰国してしばらくすると定期的にアメリカの、それもジャンクフードが食べたくなるんですよ。
なんなんでしょうか、これは。
沖縄に行くと、アメリカにいた頃にかなり近い風味を味わえるので、ひそかに嬉しいんです。
…と、ここまでが前置き
長ーい前置き。
宜野湾 普天間基地周辺のタコスが食べられるレストラン
ここから紹介するのは、な、なんとアメリカンジャンクフードの部類ではないんですよ!笑笑
あの長い前置きはなんだったんだというね笑笑
メキシコ料理、タコスです。
まあ言ってしまえばメキシコのジャンクフードというかスナック的な食べ物です。
また私が思うに、アメリカでタコスというとハードタコスといったパリパリの皮に挟んだやつが主流だと思います。
反対意見もあるかもですね。
とにかく、コーンを原料としたハードシェルと小麦粉などでできるソフトシェルがあるんです。
アメリカのいくつかのエリアにはヒスパニック系の住民が多く住んでるエリアがあり、そこではちゃんと元祖ともいえるソフトタコスが提供されてます。
でもアメリカ人の中には、タコスと言えばパリパリハードタコだろう、と思っている人も多いようです。
バツまるタコ用語解説
単数はタコ
複数はタコス
タコスの皮が固いものをハードタコス、またはハードシェルタコス
タコスの皮が柔らかいものをソフトタコス、またはソフトシェルタコス
まあ、確かに。
さらに私の経験では、タコスが高級正統メキシコレストランのメニューに載っていなかったことから、少なくともそのはじまりは、スナックやおやつといったジャンクフード的なものだったと理解しています。
でもタコスの歴史は非常に古く、中世にさかのぼるとされることもあるようですから、不思議ですよね。
なんで正統メキシコレストランで出されないのか…?
それは今のところ私には突き止められていません。
ミステリオ ですね…
その珍しいと言ってよい、もちもちソフトタコを食べさせてくれる、いや、それしか食べさせてくれない硬派な店を見つけたので、紹介します。
日本ではまだ珍しいソフトタコス専門店 メキシコ
店舗情報
タコス専門店 メキシコ
住所:沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3
電話:098-897-1663
営業時間:10時30分~18時00分
定休日:火曜日・水曜日
普天間基地に程近いところにお店はあります。
正直な感想としては、那覇から約30分強かかり、車がないと来にくいところですね…。
お店は小ぢんまりしていますが、駐車場は何台分も確保されており、基本は車で来る想定です。
シンプルを通り越して、若干飾り気のない店構え。
なんだかタコスへのこだわりと自信を感じます。
サボテンがクールに存在感をアピールしています。
「やあアミーゴ、食べていきなよ。」
そう言われているようにも感じます。
この日は痛恨の一日中土砂降りでしたが、お店の中も外も待ちの人が4組いました。
持ち帰りの人もいて、見かけはたくさん待っているようで、それほどでもないこともあります。
メニューはこちら。
シンプルを通り越して、笑える!
決めるのは3つだけ!
- いくつ食べるか
- ソース追加するか
- 何か飲むか
以上…笑笑
席はお店の方が案内してくださいますが、注文は注文カウンターまで行きます。
タコスの個数を決め、飲み物を注文します。
サルサソースをたっぷりかけたい方は追加ソースを追加注文します。
ちなみに選べるビールは瓶のオリオンかコロナ。
これは惹かれる…
でも今日はお仕事なので我慢我慢。
タコスは4ピースが基本みたいですが、とりあえず足りないと困るので5ピースを注文。
席まで持ってきてくれます。
店内は満席でしたので、多少待ちますが、ほどなくして運ばれて来ました。
おお、日本ではあまり見かけないタコスです。
来ました。
見た目は、うん、タコ系。
他になんて言えばいいんですかね笑
もしかしたらぱっと見で、ああグアダラハラ風だね、とか、この色はカンクン式タコね、とかあるの??
あるなら知りたいです笑
サルサソースをかけますが、ここのサルサはほとんど辛くないので、かけすぎると辛すぎて食べられなくなるということはありません。
サルサの水分で食感がジューシーになり、酸味が増すので、料理としてはサルサソースをかけた方が食べやすくなります。
汁っぽくなるため、実際の食べやすさ…といっても味ではなく、きれいに食べられるかどうかという点では難しくなります笑笑
タコスの皮が特徴的です。
ソフトタコシェルを揚げてあるのでしょう。
揚げてあるにしては油の感じはさっぱりしており、自分で言っておきながら、これほんとに揚げたのかな?と自信がなくなってしまうほど、重たくない仕上がりです。
カリっとしてる端の部分もありますが、全体的にモチっとしており、独特の食感が何とも言えない美味しさ。
この食感こそがこの店メキシコの真骨頂で、ふたつみっつと食べ進むと虜になってしまいます。
以前メキシコへ旅行した際に、メキシコシティのストリートのドラム缶の上で作っていた屋台のソフトタコスを食べたことがあります。
それが私の最も強烈なソフトタコス体験でありましたし、同時に最もうまいソフトタコスでした。
それに勝るとも劣らないここタコス………恐るべし!
5つ食べ終える頃には、もっと食べたくなっており、6個セットにすれば良かったと後悔しました笑
でも軽めのスナック的な食事ということからすると、最高ですね。
あんまりお腹ペコペコではなくても、とっても美味しく、また異国情緒ある空間でメキシカンフードを楽しめてしまいます。
あの感動から数日経った今でも、香ばしくてはじめパリ、あとでモチっとした食感か忘れられません。
そしてトマトとレタスの鮮やかな色に隠れた、お肉(ミンチ)の味が深みを与えているのは間違いないのですが、バクッと大口で食べてしまったので、どんな味付けだったのか、思い出せない!!笑
これはまた研究と称して食べに来ないといけないな笑笑
最後に:テイクアウトもおすすめのタコス専門店メキシコ
さすが、沖縄…。
また沖縄に来る楽しみが増えてしまった。
アラハビーチやトロピカルビーチからも遠くないので、テイクアウトして砂浜でビールを片手にタコスを頬張るなんてのも、いいんじゃないでしょうか?
現在同じくタコス専門店として営業している『トルティーヤ』というお店も、元々は同じ先代オーナーの店らしく、おそらく料理の基本的な思想は同様に受け継いでいると思われます。
こちらも是非一度行ってみたいものです。
機会があるときに行ってみて、また紹介しますね。
それでは!