こんにちは。
旅行業に携わりはや10数年。
延べ9,800名の旅行を企画した私、おはげと申します。
面倒な部分はわたくしどもにお任せいただき、皆様はカバンを持って現地に出向くだけ♪をモットーにお仕事しています。
今日はこんな方に記事を書きました。
これを読んだら一人旅に出かけようかな！という気になると思います。
少しでも興味のある方は、少しだけ読んでみてくださいね。
こんな方におすすめ
- 一人旅がどのようなものか知りたい
- 一人旅がおすすめな理由が知りたい
- 一人旅におすすめな温泉宿が知りたい
- 一人旅であったらよいものが知りたい
目次
1人旅とはどのようなものか？一人旅は特に食事をするとき恥ずかしい？
皆さんは『一人旅』と聞くとどのような印象がありますか？
この質問を投げかけると、ネガティブな印象を持たれている方とポジティブな印象を持たれている方とできっぱりとわかれます。
ネガティブな意見
- 寂しい
- 人から一人だとみられ、恥ずかしい
- 割高な旅行になるイメージ
- 旅の良さを共感できないのが嫌
ポジティブな意見
- 自分自身と向き合うことができる
- その土地土地の文化や言葉と向き合うことができる
- やりたいこと、食べたいこと等が全てかなう
- 人と合わせなくて良いので疲れない
ざっと出すとこのような感じでしょうか。
ネガティブな意見もポジティブな意見もどれも正解だと思います。
でも、旅の一番大切な部分は『自分自身と向き合い、その土地の人・文化・食べ物に触れる事で、非日常の体験ができること』ではないでしょうか？
本当にそうですか？
あなたは一人旅をしている人を見たことがありますか？
おそらく、『あまり見たことがない』というのが答えではないでしょうか？
そうなんです。
私は旅行会社に勤めているので、一人旅の方のチケットの手配もしますし、ツアーに一人で参加される方のお手伝いもします。
一人旅をされる方は印象として、全体の1割ほどはいらっしゃるのになかなか街や観光地で出くわさないですよね？
答えは簡単です。
人はそれほど周りの人に興味がないのです。
出くわしているのに、印象に残っていないのです。
相手もあなたのことを覚えていなけりゃ、あなたも相手のことを覚えていません。
なので、私がお客様から「一人旅をすると変な目で見られますよねぇ・・・？」と質問されたら、
とお答えしています。
一人旅がおススメの理由
それでは、私が思う一人旅がおススメの理由について述べていきます。
私自身は幼稚園のころ曾祖母の家に行くために北海道へ一人で行った（厳密には飛行機移動のみ1人）のと、仕事の現地視察でヨーロッパへ2回一人で行ったことがあります。
こんなお声も聞こえなくはありませんが、私の中ではれっきとした旅でしたよ。
どれも、普通の旅よりも印象的です。
おススメの理由１：いつもの旅よりもワクワクドキドキがある＝非日常体験
幼稚園の頃の一人飛行機では、搭乗ゲートを通過してからはCAさんと一緒でしたが、北海道にいる到着ゲートで待っている曾祖母に会うまではドキドキしっぱなしの旅でした。
何が起こるのか分からない、ドキドキワクワクの移動は、今までであれが一番の体験でした。
飛行機を降りるときにはコックピットを見せてもらっちゃったりして、それも非日常体験です。
思えば、小さなときに非常に不安でドキドキしながらも目的地に到着して家族に会って『わーーーーい！！』ってなることで、脳がドキドキの先にあるわーーーーい！！は最高と認識したのでしょうか。
人が旅する理由の中に、猿人として始まった我々人類が、そのころから遊動生活をしていたためという説（1993年4月人間と旅行・その根源的関りを探る研究会報告書より）もありますが、ワクワクドキドキの非日常体験を求めるためにするという理由もあると私は思っています。
誰かと行く旅でもワクワクドキドキはしますが一人旅なら、なおさらその感覚を得ることができるでしょう。
おススメの理由２：自分と対話できる時間がたっぷりあるから
誰かと旅行へ行くと、その人との関係性があらわになります。
それは、相手と対話する時間がたくさんあるからです。
この絵を見てそんな考えができるなんて素敵だな・・・
この人どこ行っても文句ばっか。苦手・・・
1人で旅をするとどうでしょう？
絵画を見ても、建造物をみても知り合いがいない中で共有はできません。
でも、自分の本質とは共有ができます。
- この類の絵、本当に好きだなぁ
- 私ってこうゆう味付けが好きだなぁ
- こんなところに住んでみたいなぁ
そして、それについて考える時間がたっぷりとあります。
私の友人で、失恋したからカンボジアへ一人旅に出かけた人が2人います。
その2人ともがこういっていました。
美しい風景、魅惑的な建造物、優しい人に触れ心が浄化された
自分の本質に触れ自分と沢山対話することによって、自分の考えが自分の心を浄化したのかなぁ、と私は思います。
自分が大切だと思う物、自分の好きなこと、好きな音楽・・・
自分と話し合う時間がたくさんありますよ。
おススメの理由３：あなたが一人旅に興味があるから
一人旅に興味がなければこの記事を読むことさえしなかったと思います。
あなたがおいくつなのか、家族構成がどうなのかわかりませんが、もし、小さなお子さんがいらっしゃるのであれば一人旅は実現できませんし、少しでも興味がなければ一人旅をしようなんて考えは浮かびません。
読んでくださっているあなたは少しでも一人旅に興味があると思いますので、一人旅はしたいと思う時が旅する時です。
少しでも興味があるのに、一人旅ができなかった人生は後から悔いが残るかもしれませんね。
一人旅におススメの温泉宿 3選
この見出しを考えるに当たり、一人旅におススメの温泉旅館と複数人で行く旅におすすめな温泉宿、どう違うのか？について考えました。
一人旅では『旅の本質と自分との対話』がキーワードになってくると思いますので、これは人それぞれ違いますね。
今回は下記3点に特化した宿をご紹介します。
- 一人旅でもイベント満載なので時間つぶしに困らない
- 料理にこだわりを持った宿で自分の感性を磨きたい
- ゆっくりとした中で温泉につかり、自分としっかり対話したい
おススメ温泉宿１：古牧温泉 星野リゾート青森屋
一年中、ねぶたの熱気が感じられ、多くのイベントが宿の中で行われています。
ホテルの中にいながらねぶた祭りの参加しているような臨場感を感じられ、また、お祭りの縁日に来たかのような感覚になります。
食事も、青森の郷土料理を楽しむことができ、青森の親せきの家に遊びに来たようなほっとする味を提供してくれます。
お祭りの楽しい雰囲気の後には、厳粛な雰囲気が漂う温泉を楽しむことができます。
この宿に宿泊すると、一人旅の良さと大勢で旅を楽しんでいるざわざわ感どちらも感じることができると思います。
おススメ温泉宿２：伊豆稲取温泉 食べるお宿浜の湯
日本一料理がおいしい旅館と評されたこともあるこちらのお宿。
伊豆の美味しい魚介類を存分に味わうことができます。
食事もおいしいですが、旅館からの景色も最高。
朝起きて伊豆の海音と共に一日が始まる贅沢さ。
朝風呂の後の金目鯛のお味噌汁は体にしみこみます。
多彩な部屋タイプがある為、料金設定も細かく設けられており、安価なお部屋から高級なお部屋と幅広いのもうれしいですね。
おススメ温泉宿３：白骨温泉 湯元齋藤旅館
とにかくお湯が良い。
ぬるめのお湯はどれだけでも使っていることができ、体をじんわりと温め、でも、湯から上がると体はぽかぽか。
旅館自体深い山の中にあるので、聞こえるのは自然の音だけ。
川のせせらぎ、鳥のさえずり、温泉が湧く音・・・
食事にもこだわっており、温泉を使ったお粥は優しい気分にしてくれます。
宿泊するだけで体調が整い、自身と対話するのにもってこいの旅館です。
一人旅をするのにおすすめの旅行グッズ
一人旅に必要なのが、身軽さです。
女性なら特に、重い荷物は持っての移動はそれ自体苦痛になってしまいます。
ここでは必ず持ち歩かなければいけない免許書や服、下着等の持ち物については割愛し、一人旅で用意したほうが良いグッズをピックアップしてご紹介します。
スマホショルダー
スマホを斜め掛けにしておけば、忘れる心配も落とす心配もありません。
また、写真を撮りたい！と思う時にすぐに手に取ることができます。
女性の場合、ポケットのない服もありますので、これがあれば便利です。
またあわせて、小銭と数枚のお札、クレジットカードが入ればなお良いです。
財布を持って移動する手間が省けますよ。
リュックサック
一人旅は何が起こるかわかりません。
何かと急がなければいけない時がある可能性があるので、なるべく両手はあけておきたいです。
そんな時にボストンバッグやスーツケースを持っていたら早く動けません。
便利なのがリュックサックです。
その中でもこちら。
私たちはこのLサイズを持っていますが、かなりの量の荷物が入り、手で持つことも肩にかけることも、リュックとして背負う事もできます。
そして日本製で丈夫にできています。
サイズ展開もありますが、女性であればLサイズは重くなり相当な力持ちでない限りそれを持ち歩いての旅行は不可能に近いです。
そしてSサイズはジッパーで開くと半分でパカっと開くタイプではないためブースパックの良さが半減してしまうため、泊数にもよりますがMサイズをお勧めします。
男性でも荷物が女性に比べると少ないと思いますし、Mサイズで充分です！
旅行用のスキンケア類
いつものスキンケアを小分けのケースに詰め替えて持ち運んでも良いですが、せっかくの旅ですから良いものを使いたいって思いませんか？
私はそう思ってしまう派なのですが・・・。
こちらの記事にまとめましたので、是非ご参照くださいね。
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まとめ：一人旅は恥ずかしくない！検索しているときが行き時！
インターネットで『一人旅』と調べたらこのサイトにたどり着いた方。
ご覧いただきありがとうございました。
検索されている今が一人旅の行き時です。
どうしようか迷っているのであれば、その扉を開いてみましょう。
行ってみれば、寂しいのかも・・・恥ずかしいかも・・・誰とも旅を分かち合えないなんて・・・などの答えがあなたなりに見つかります。
もしかしたら、それっきり一人旅は嫌だ！となるかもしれませんが、それが分かってよかったのではないですか？
行ってみないと分かりません。
是非一度、まずは近場の旅行から行動に移してみてはいかがでしょうか？
それでは！
