こんにちは。
おはげです。
つい3日前に帝王切開で2人目の子を出産いたしました!
そんな私が、記憶が鮮明なうちにどんな出産だったのか、1人目の時の出産を経て気をつけたことの結果がどうであったか等を記しておきたいと思います。
2人目の帝王切開での出産を控えたママでも、多少の不安はつきものだと思います。
そんなママに向けて、リアルな情報を発信します。
また、2回の帝王切開の経験から、手術後の楽な姿勢をあみ出しましたので、それについても記載します。
初めて帝王切開で出産をされる方にも参考になると思いますので最後まで読んでいってくださいね。
持ち物もありますので、病院に持っていかれることをお勧めします!
目次
コロナ5類に移行後の2人目帝王切開
私は2021年3月に、第一子を帝王切開で出産いたしました。
40週直前の検診で赤ちゃんが下りてきていないことからレントゲン撮影をしました。
すると、私の骨盤に赤ちゃんの頭が引っかかって難産になることが予想されたため、医師から帝王切開を勧められ、帝王切開での出産をすることとなりました。
そして今回の妊娠。
1人目が帝王切開であった場合、例外もありますが、基本的には再度帝王切開での出産を勧められます。
私自身、どうしても経膣分娩が良い!との強い願望もなかったため、安全な出産になるであろう帝王切開での出産で2人目を出産することとなりました。
30週を超えたあたりに手術日を決めます。
私の病院では、38週0日での出産が帝王切開での手術日となるようで、土日にかかっていなければそれで日程が決定されます。
多少の要望は聞いてくれそうですが、病院側の都合もあるので、そこは医師と相談となります。
私の手術日も決定となりました。
その時報道でよく耳にしたのが5月からコロナ5類へ移行との報道です。
前回のコロナ禍での出産の際、私の精神は崩壊寸前でした。
面会者が入院中1人しか出来ない。夫と決めたら夫以外のものは面会不可。
面会者は一回の面会時間が15分のみ。
このルールに苦しめられました。
立ち会い出産をされる方は、これにプラスして、立ち会いのタイミングは赤ちゃんが産まれる直前に分娩室に呼ばれて産まれたらすぐに退室する、というルールもあったようです。
出産によるホルモンバランスの崩れもあり、毎日寂しくて病室で泣いていた記憶があります。
これが5類になると緩和されるのかと思いきや、私の病院ではほぼ変わらずということのようです。
というより、一進一退している気がします。
前回は帝王切開の場合も立ち会いが可能で、手術を受けている間、パートナーは2メートルほど離れた場所から立ち会うことができ、誕生の瞬間を共に分かち合うことができましたが、今回は出来ない様子。
なぜかと理由を聞きましたが、「コロナで‥」としか答えてもらえませんでした。
面会に関しては前回同様、1名のみ決まった人の面会、時間は一回の面会は1時間までとこちらは少し延びております。
手術前日から帝王切開での出産の流れ
手術日前日に入院し、この日は剃毛とNST(お腹に器具をつけて赤ちゃんの心拍等を測る)をするくらいでそのほかは何もすることがありません。
ゆっくりしながら過ごしました。
21時を過ぎるとそこから絶食スタートです。
そして翌日は手術日です。
手術日当日は朝7時までは飲み物OKでしたが、そこから絶飲も始まります。
手術は昼過ぎからなので少し時間があり苦しいですが幸い季節的にも暑過ぎることのない季節ですのでこれは助かりました。
出産日当日は朝から脱水防止のための点滴開始です。
ルートは2本取るのですが、1本は、点滴用にです。
もう1本は2回目の帝王切開で癒着時に輸血が必要となる可能性があるため、輸血用の血液を体に入れるためのルートです。
ちなみに、この輸血については手術10日程前に自分の血液を300ccとっておりました。
2回目の帝王切開で、私は血小板が少ないらしく、念の為にとのことです。
ルートを取り、点滴を入れ、最後のNSTをやって、時間まで待ちます。
そうすると、お昼12:10にバツまるがきてくれました。
写真を撮ったり、上の子の話をしていると看護師さんがお迎えに来てくれます。
12:20、病室を後にしました。
オペ室に入ると手術着を脱ぎ、全裸になります。(タオルはかけてくれました)
私は裸にタオルをかけられた状態で手術台に座り、4名の助産師さんと看護師さんは慌ただしそうです。
12:30 脊椎に麻酔を打つのでそのポーズを教えられます。
よく帝王切開レポで見るポーズは、手術台に横むきになって寝転がり、エビのようにぐっとまるまって注射針を背中に刺すというものだと思います。
ですが、私の担当の先生は手術台に座った状態で背骨をぐっと後ろに突き出すように背中を丸め、注射針を刺しました。
私は前回の手術の際も同じ先生でしたので、初めの出産の時は(レポと違うポーズで)戸惑いましたが、2回目の今回は「このポーズだよね」という感じで挑めました。
ぐっと背中を丸め、患者が動かないように私の前には看護師さんが立ち、私の体を押さえ、頭を下に押さえます。
すると後ろから先生が場所を確認し、「ぐっっっ」と針を指します。
体が動いてしまうほど後ろから針で押されるのですが、痛過ぎる!ということはありませんでした。
麻酔が入るとすぐに横になります。
すると2.3分で足がだんだん痺れてきます。
前回はぽわ〜っと下半身が暖かくなった気がしたのですが、今回はその暖かさを感じることなく、痺れを感じました。
麻酔が効き始めたらどうかのくらいで、まずは尿管をいれます。
麻酔が100%効いてはいない状態ですが、痛くはありません。
12:35 保冷剤を用いての麻酔チェックをします。
お腹の上の方は冷たい、下の方は?と言った感じで麻酔が効いているかのチェックをします。
12:45 完全に麻酔が効いていることを確認してからオペ開始です。
私は一度目の手術で切った箇所が、全くと言っていいほど分からないレベルになっていましたので、同じ個所を切ることになりました。
電動メスで肌が焼ける匂いや音がしますが、痛みは全くありません。
麻酔の影響もあり、息苦しくなっていたところ、マスクを外してくれました。
自分と赤ちゃんに酸素が行き届くよう、深い呼吸を意識します。
1度目はバツまるが立ち会いをしてくれたので、頭をバツまるがいる右に向けたり真上に向けたりとキョロキョロしていましたが、これが1度目の帝王切開後、私を苦しめた頭痛に繋がった可能性が高いので、今回はなるべく頭を動かさずじっとしました。
内臓を引っ張られる感覚、押される感覚を感じながらその時を待ちます‥
12:56 破膜です!
12:58 んんにゃああぁあぁぁぁーー!!!
元気な男の子が誕生してくれました。
その瞬間、温かい感動の波が体の奥底から湧いてきて、世界で1番優しくて温かい感情に包まれます。
よくきてくれたね
私たち家族のもとに生まれてきてくれてありがとう
そんなことを私は想いながらも先生方は迅速に手術を進めます。
赤ちゃんと対面したら、脊椎麻酔から全身麻酔➕強めの鎮痛剤に切り替えます。
すると、完全に眠りにつくわけではありませんが、ぼーっと目が開けられなくなり、ぐったりしてきます。
先生方の会話は聞こえる状態ですが、目を開け続けることができません。
実際に見てはいませんが、胎盤を取り除いたり、血液や羊水を吸い取ったりなどの処置をした後縫合をしてからレントゲンを撮って、体の中に何も残っていないことを確認してからバツまるが待つ病室に着いたのが14:05でした。
出血も多くはありませんでしたが、自己血も体に返したようです。
バツまると病室で少し会話をしましたが、頭がぼーっとし、視点も定まらない状態でお腹も痛く体の自由がきかないのでなんとも気持ちが悪いです。
バツまるはすぐに帰らされてしまいますが、ここからがしんどい時間の始まりです。
すっと眠りにつき気付いたら12時間経過してました~とかならどれだけ楽か、でも、熟睡できません。
寝られるのですが、パッと目が覚めるとさっきから5分10分30分しかたっていないのです。
お腹もだんだんと痛みが強くなってきます。
傷の痛みもありますが、前回と違うのが後陣痛の痛みです。
10ヶ月かけて大きくなった、元は卵サイズだった子宮が収縮する痛みです。
点滴にも子宮収縮の薬が入っているみたいで この薬が効いてくるとなお痛い。
痛いところ、看護師さんが30分おきに血圧と子宮収縮具合を見に来てくれます。
お腹を押して子宮が今どれくらいまで収縮したかを確認するのですが、これがまた痛い‥。
若い看護師さんがこの日は担当してくれたのですが、なかなか子宮の位置を把握できず、ぐりぐり押しては
「先輩呼んできます!」
と言って体が大きめの先輩を呼んできます。
なんとなく勘繰ってはいましたが、この先輩、力も強め
押す力も強いので痛いったらありゃしない。
ですよね~。と不敵な笑みを浮かべる先輩。。。
20時ぐらいまではぼーっとフラフラ状態ですが、それからは携帯をちらっとみる気力が出てきます。
ばつまるに簡単な返信はしていました。
22時になると痛み止めの点滴を入れてもらったのと、子宮収縮の点滴が終わったので、だいぶ楽になります。
そこからも1-2時間に一度、看護師さんは病室に来てくれて、血圧と子宮の位置の確認をしてくれます。
熱が少しあったので、ベッドの上の布団をタオルケットに変えてくださったり、アイスノンを持ってきてくれたりでさらに快適になってきます。
朝方4時になるとだいぶ寝られるようになったので、若い看護師さんと、6時になったらすぐに水を持ってきてくれる約束を交わし、睡眠。
6時になると約24時間ぶりとなる水分を口に含むことができました。
ここからは、子宮収縮の痛みや腰の痛み、傷口の痛みもありますが、日にち薬であることを私は知っているので耐えられました。
二回の帝王切開を経験した筆者がおすすめする、術後の楽な姿勢と病院に持って行った方が良い必須アイテムとは?
手術が終わってから同じ体制でずっと寝ているとお尻や腰が痛くなってきますので、ここで、少し体が楽になるおすすめの姿勢をご紹介します。
- ベッドの真ん中に寝るのではなく、向きたい方に身体を寄せる(右を向きたいのであれば、ベッドの右半分に少し移動する)
- 傷跡を両手でおさえる(イメージはお腹のお肉が寄ったり離れたりしないようにぎゅっと押さえ込む感じ)
- 勢いよく身体を横向きにする(このときは正直痛いです・・・)
- 背中側にスペースがあると思うので、背中側に枕を置く
- 完全な横向きではなく、背中に置いた枕にもたれかかるイメージで斜め上向きの体勢を取る
説明が難しいのですがこんな感じです。
完全な横向きをすると肩が痛くなってくるので、痛い思いをして横向きになっても少ししたらまた元に戻りたくなるんですよね。
そこで、完全な横向きではなく、背中に枕を置いて斜め上を向くような横向きになる事で腰の痛み、肩の痛み、お尻の痛みを軽減してくれます。
完全に横を向きたければ少し体重を移動するだけで横を向けるので、仰向けから横向きにするときの痛みの1/10ほどで体勢を変えることができると思います。
そこで必要なのが、ご自身が家で使っている枕です。
入院生活も経腟分娩よりも長いので、使い慣れている枕を持って行った方がリラックスして過ごせるのと、体勢を斜め上向きの楽な体制にするためにご自身の枕を病院に持っていかれることをお勧めします。
しかし、術後早い段階(術後5-6時間)で体勢をかえると、麻酔の関係で頭痛の原因にもなり得るそうなので注意が必要です。
まとめ:二人目の帝王切開で苦しいのは2つ!楽な姿勢を見つけながら少しでも快適な術後を!
2度目の帝王切開が、1度目と違ったのが、なんと言っても後陣痛(子宮収縮の痛み)が酷かったことです。
また、分かってはいましたが、術後の全身麻酔の寝られるわけでもなくぼーっとして視点が定まらない感覚がとても嫌な感じでした。
今朝、先生に、その麻酔の話をしていたら、次は全身麻酔を使わないと言う手もあるよ!なんて言われましたが、、、
なんて話していました。
手術後はだんだんと痛みからは解放されていき、待っているのは赤ちゃんと過ごす忙しくも愛おしい毎日ですので、あんまり考えすぎないよう、リラックスして出産に挑んでくださいね。
皆様の出産が素敵な思い出になりますよう、私も心から祈っています。
さぁ、退院!
今日から2人子育て頑張るぞー!
それでは!!