こんにちは。
バツまるです。
こんなアルパチーノにとりつかれたそこのあなたに向けて、私が大手を振っておすすめしたい映画をご紹介します。
普段は同じ映画をあまり見ない私が、何度も観たいと思ってしまう映画です。
ぜひ、この記事を読んで映画を見てみてください!
目次
映画を繰り返し見ることのないバツイチ夫が何度も観てしまう映画
こんにちは。
私は、一度映画を見ると、同じ映画を繰り返し見るという事がほぼありません。
反対に、妻は、好きだ!と思うと、DVDを購入し、何度も観ます。
良く飽きずにみるなぁ~と思っていますが、そんな私でも、この映画だけは何度も観てしまいます。
そんな、映画をご紹介します。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1993)』の魅力はどこにあるか
会話の中で映画が好きというと、
という質問が来ます。
でも(オススメの旅行先という話題の時にも言いましたが)ランキングってのはとっても重たいものに感じてしまうんです。
うかつに答えると、相手が映画好きなら
って思われるんじゃないか、若者なら
って興味喪失されるんじゃないか、反対にマニアックなこと言って
って引かれるんじゃないか、とか色々考えちゃいます。
昔どこぞやで聞いた話として、現代の映画リリース数はおびただしく、大小含め新しい映画は世界で分刻みで発表されていることになる、というものがあり、まだ見ぬ映画をたくさん観たいと思っていつも作品を探しています。
そんな中、今日はあえて何度も観てしまう作品を紹介したいと思います。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1993)』
寡作な監督マーティン・ブレストの最高傑作であり、主演アル・パチーノという一級の知名度を誇る俳優でありながら、アクが強すぎてほぼすべての役柄がアルパチーノになってしまうある意味不運な名優の、これが映画俳優というものか…と全てがしっくり来る運命的な作品。
また、本当はもっと評価されていい俳優だと思うクリス・オドネルの若かりし頃の瑞々しい姿を見る事ができ、同じく若きフィリップ・シーモア・ホフマンが端役ながら出演。この頃にしてすでに、現実感がにじみ出るような素晴らしい演技力を確認することができます。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1993)』内容
苦学生の秀才チャーリー(クリス)が、ひょんな事から校内の事件に巻き込まれて、若者にとって重大な選択をするという時間軸を中心に、ホリデーシーズンのバイトを引き受けたために、一緒に過ごすことになった退役軍人スレイド中佐(アル)のワガママな計画に付き合わされるという、聞いただけでチャーリーが可哀想すぎる構成。若い時の苦労は買ってでもせよといいますが、いい人ってみんな頼られたり利用されたりするもんですね…泣
普通なら中佐あんたいくらなんでもアク強すぎるだろ、無茶すんなよ、チャーリーが気の毒だろう!と言いたいところなんですが、でも憎めない…これがアルパチーノの魅力というのでしょう。
一度は戦場の英雄としてエリート街道に踊り出るが、選択を誤って落ちぶれているだけに、チャーリーが置かれた立場が他人事には思えない中佐…。チャーリーとの交流が魂の変化をもたらし、最後に見せる英雄的行動は必見です。
アル・パチーノ主演 他のおすすめ映画をご紹介
アル・パチーノの他のオススメ作品としては、『スカーフェイス(1983)』『ヒート(1995)』なのですが、どちらもクライムアクションに属する非常に男臭いジャンルになります。逆にいうとこの辺りが彼の得意分野で、本作と比べると少し毛色が違います。とにかく出演作が多くて選ぶのが大変です。
マーティン・ブレスト監督 他のおすすめ映画のご紹介
マーティン・ブレスト監督は他に『ビバリーヒルズコップ(1984)』『ミッドナイト・ラン(1988)』があり、計3本を観ておけばコンプと言っても過言ではありません。
どれもよく作り込まれて娯楽要素も強い佳作です。ブラッド・ピットが異常にセクシー(男前)な『ジョー・ブラックをよろしく(1998)』もいいのですが、ピット氏の神がかった魅力にすべて持っていかれていますので、ブラッド・ピットのファンで未見の方はオススメ。
それでは、また!