バツまるです。
沖縄旅行で見つけた本部(もとぶ)の沖縄そば屋を紹介します。
本部町は沖縄そば屋がたくさんある地域です。
さらに今回は『沖縄そば発展継承の会』会員のお店です。
美ら海水族館へレンタカーで向かう人で、ちょっとドライブしてでも真面目な本部の沖縄そばが食べたいなら、参考にしてみてください!
山奥、古民家、お店の方の穏やかな人柄、真面目で優しい沖縄そばの味、それらが合わさって非常に思い出深い食事体験になりました。
目次
本部そば街道 沖縄そば名店ひしめく沖縄そばの聖地
事の発端は、通過はしたけどまだ雨を降らせ続ける台風の影響により、急遽屋内の観光施設を探したところから始まります。
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フリーダム。
結果、じぃじもばぁばも初沖縄ということもあり、沖縄の人気観光地四天王である美ら海水族館を目指すことになりました。
うちのポニョ(娘1歳)にとっては初水族館でもあります。
初めてが美ら海とは生意気な奴です。
アリビラのある読谷より北へ行く予定はなかったので、これはチャンスとばかりに沖縄そばの名店が集まる本部のお店捜索がはじまりました。
アリビラから美ら海水族館まで約1時間15分
途中名護を通り、美ら海水族館のある本部へ至りますが、到着の10分ほど前にその名も『本部そば街道』と呼ばれる特に集中した場所があり、令和元年版の『もとぶそばマップ』には実に77店舗の記載があります。
ちなみに令和元年版より新しいものは見つけられませんでしたので、若干の変更などには注意してください。
本部そばといえばここ!という間違いないお店もあるので機会があればご紹介しますが、我々も今回新たな名店を探して経験値を増やす使命があります。
私の勝手な使命感ですが…。
なんせ仕事で来る機会は多いのですが、車で自由自在に動き回れるという機会がそんなにあるわけではありません。
本部そばならここしかねーだろ!という店の存在を隠して、おはげちゃんに探させる私バツまる。
山奥にある『伊豆味そば』だんだん不安になってくる道中
初沖縄の両親を満足させたいと色々と探すうちに、その本部の地で見つけた伊豆味(いずみ)そば。
実はこの店、先ほどお伝えした『もとぶそばマップ令和元年坂』にはちょうどこの年にオープンしたため載ってないんです。
しっかり仕事をするおはげちゃん。
見ると(単なる勘ですが笑)良さそうなお店だったので、風のふくまま気の向くまま、車を走らせることにしました。
しかし、名護から山越えで本部の西側(海側)へ抜ける名護本部線という道路から脇道へ入り、狭い山道(舗装路)を登っていくと…。
だんだんと不安に…。
台風の最後くらいでここのところ強風が吹いていたのでしょう。
道にはたくさんの落ち葉、避けた方が良さそうな太さの枝も落ちています。
坂も急だしゆっくり蛇行しながら走っていると後ろの方から
「これ、大丈夫なのか?間違えてたらここずっとバックしないといかんぞ?」
「そんなに頑張らなくてももっと行きやすいお店でもいいのよ。」
「まんま~まんま~」
という声も…。
でも普通の旅行者は車じゃないと行けないのは間違いないですね。
古民家を改装した清潔・静謐なお店と店主夫妻の人柄味も優しい
途中不安になる分岐が1〜2ヶ所ありましたが、たどり着きました。
伊豆味そば
住所:国頭郡本部町伊豆味1480 やちむん喫茶シーサー園近く
電話番号:0980-47-7847
定休日:11時~15時
営業時間:日曜日・祝日
メインの道路から外れているし、他の沖縄そば店がいくつか目に入り、そちらに入りたい衝動に駆られることもあるかもしれませんが、強い意志で辿り着いてください笑
車が5〜6台入りそうなジャリの駐車場の奥に、伊豆味そばの家屋があります。
古民家を改装したその建物は、そのたたずまいが醸し出す雰囲気で気持ちが落ち着き、沖縄そばを食べる環境として言うことなし。
別に建物ボロボロだけど味で勝負の店だって大好きですからマイナスにはならないんですけど、味も良くてさらに雰囲気がいいとそれはもうプラスの印象になります。
店内は靴を脱いで上がる和風スタイルで、椅子テーブルの高机が奥にあり、あとは低机の座敷。
外見は古い一軒家ですが、内装は新しく清潔で、落ち着いた店内はほっとします。
優しい対応をしてくださる奥さんと、これまた優しい人柄が滲み出る旦那さんのお二人で切り盛りされているようです。
沖縄そば発展継承の会所属のそばの味は正に正統 でもお肉好きも満足♡
看板メニューの伊豆味そばを頼みました。
伊豆味そばはソーキと三枚肉がどちらも入っており、肉が2種類味わえるのはいいですよね。
迷ったらこれでしょ。
私は軟骨ソーキ一筋なんですけど、やはり品のある部類のそばの時は、三枚肉が食べたくなるときもあります。
どちらにするか、また追加するのかたまに深く悩むのですが、こちらはその悩みから解放されます。
生麺の歯ごたえ。
麺のコシは分類すれば硬めに属するとは思いますが、決して硬すぎるということはなく、適度な弾力もあります。
ただもっちりまではいきません。
おそらくあえて今の大きな流れである、しっかりした麺の歯応えを出す努力をしつつ、硬かったり粉っぽくならないスィートスポットを狙っているのだと想像します。
私はコシのある麺が好きなので、好みの麺でした。
変わった麺なわけでもないし、奇をてらう意図も感じないらのに、そこはかとない独自のユニークさを感じました。
それもそのはず入口にある製麺機で製麺してるんです。
スープも王道の味付け。
薄すぎず、濃すぎず。
こうやって言うのは簡単だけど、ちょうどいいって難しいと思うんですよね。
店主が試行錯誤されてたどり着いた味なのでしょう。
カツオが豊かにかおる優しい味は、それほど空腹でなくても食べられてしまいます。
伊豆味地区の沖縄そば 3拍子揃った伊豆味そば
伊豆味(いずみ)というのはこのあたりの地名です。
そば街道が通ることもあり、いくつかの店舗はありますが、こちら伊豆味そばをご紹介しました。
沖縄そばの味・店舗の雰囲気と清潔さ・店主と女将さんの対応、どれをとっても高品質なので、とてもおすすめです。
たどり着くためには木の枝がうっそうと生い茂る山道を行く必要があるため、多少不安になったり、対向車があると苦労することもあるかもしれません。
ナビの設定はお間違えないようにしてくださいね。→【やちむん喫茶シーサー園】
頑張る価値はありますので、気をつけて行ってみてください!
それでは!