子ども連れ家庭の全国旅行支援をお得に活用する方法を記載しています。

よく読まれる記事 自宅旅行社

【7/21更新】乳幼児・子供連れ家庭の全国旅行支援『上手い使い方』

2021年12月19日

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

の旅行業に携わりはや10数年。

延べ9,800名の旅行を企画した、私、おはげと申します。

面倒な部分はわたくしどもにお任せいただき、皆様はカバンを持って現地に出向くだけ♪をモットーにお仕事しています。

てゆ子
全国旅行支援が始まるとか始まらないとか報道されているけど、今現状何が決まっているのかな?
ぷく男
全国旅行支援をもっとお得に使う方法ってないの?

こんな風に考えている方の為に、今回の記事では、ご家族連れの方に全国旅行支援をお勧めしたい理由いつ予約するのがお得なのかを書いていきます。

元々無料の幼児なのに一人と見なす、びっくり仰天の割引があるのかないのかも気になる部分についても触れていきます。

全国旅行支援(全国旅行割)の 概要

全国旅行割

2020年の1月ごろから世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス。

世界中の都市がロックダウンや外出制限となる中、2020年3月より私たち日本国民も外出制限が設けられることとなりました。

旅行会社やホテル・航空等観光業に従事している我々は大打撃を受けることとなりました。

新型コロナウイルスが落ち着き始めた7月に政府が発表したのが「GO TOトラベルキャンペーン」です。

2020年7月に出されたキャンペーンは以下のようなものでした。

2020年GO TOトラベルキャンペーン概要

  1. 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の50%相当額を政府が支援する
  2. 支援額の35%を旅行代金の割引に、15%を旅行先で使える地域共通クーポンとして付与する
  3. 1人1泊あたり2万円が上限(※日帰り旅行については1万円が上限)
  4. 連泊制限や回数制限なし

私たち夫婦もこの「GO TOトラベルキャンペーン」を利用して旅行へ行きました。

一利用者としては、旅行代金がかなり割引され、かつ、地域共通クーポンも比較的どこでも利用することができてかなりお得なキャンペーンであったとの印象があります。

そして、観光業に従事している者としては『申請とキャンセルに振り回された』と言いたいところですが、会社としてはかなり助かった事業であったことは間違いありません。

おはげ
税金を使っているのですからね、申請に手間取ることは当たり前ですよね

一度、GOTOトラベルキャンペーンは終了となりましたが、今回新たに出された全国旅行支援とは「新GOTOトラベルキャンペーン」ではなく、正しくは県民割の拡大版と考えてもらえたら良いと思います。

この全国旅行支援は2022年10月11日~12月下旬とされていましたが、その後、2023年1月10日から新たに全国旅行支援が出されました。

7月21日現在、延長が発表されているのは佐賀県と石川県奥能登!

それ以外の県でも情報が分かり次第更新していきます。

 

あまり差はありませんが・・・

GOTOトラベルキャンペーン:国主体の旅行業界支援キャンペーン

全国旅行支援:各自治体主体の旅行業界支援キャンペーン

となっています。

詳細はこちらをご覧ください。

新GOTOトラベルキャンペーンは2023年スタート!全国旅行支援とは別物!

こちらもCHECK

全国旅行支援と新GOTOトラベルキャンペーンの違いを説明します。
新Go Toトラベルキャンペーンは2023年スタートか?!全国旅行支援とは別物!

続きを見る

「旧GO TOトラベル」と「全国旅行支援」の比較 割引率と上限額等記載

以前のGO TOトラベルキャンペーンと新たに出される全国旅行支援を比較してみましょう。

  旧:GOTOトラベルキャンペーン   全国旅行支援
割引率 35%


最大20%

割引上限額(宿泊付き)
※1泊当たり

14,000円

交通付き:5,000円
その他 :3,000円

割引上限額(日帰り) 7,000円 3,000円

地域共通クーポン
※1泊当たり

旅行代金の15% 平日:2,000円 休日:1,000円(1月10日以降)
条件  

ワクチン接種歴3回、または、PCR検査等の陰性結果

※11月1日付けで、斉藤国土交通大臣がオミクロン株対応ワクチンの接種は条件としないことを発表しました。

おはげ
割引率が落ちていたり、休日に偏らないようにしていることが分かりますね

また、いままで未決定事項でしたが、10月3日に分かった情報としてこちらです。

決定事項

  • 平日と休日の定義→休日は土曜日の宿泊の場合、または、3連休の際の祝日の前日の夜の宿泊の場合
  • 連泊制限や利用回数制限→7泊までが対象となり、利用回数制限は無し

全国旅行支援の割引について

全国旅行割

2022年10月から始まった全国旅行支援が4月以降もほとんどの自治体で継続されていますが、2022年の全国旅行支援と2023年の全国旅行支援では割引率等が変更になっています。

割引率が40%→20%
・割引上限(宿泊):5,000円→3,000円
・割引上限(交通付き):8,000円→5,000円

クーポン
・平日:3,000円→2,000円
・休日:1,000円(変更なし)

全国旅行支援の適用条件

全国旅行支援では、ワクチン接種歴3回またはPCR検査等の陰性結果が必要となります。

ワクチン接種証明とは、接種完了の証明書かアプリでの提示が必須となります。

今のうちに、準備をされることをお勧めします。

ワクチン接種券

この青で色を塗った箇所のコピーがあればOKです。

(あわせて身分証明書が必要になる場合などもあります。ご利用の旅行会社やホテルにご確認を!)

また、2021年12月20日から提供が開始されているワクチン接種証明書アプリも使えますよ!

こちらは宿泊者全員分必要で、グループ内の一人でも忘れた場合は全員分の割引が適用されないケースがあるようです。

(子供は提出不要です。)

こちらもCHECK

ワクチンパスポート
旅行割引に必要なワクチン接種証明を旅行に忘れて出発 アプリの取得法

続きを見る

 

売り切れ続出の全国旅行支援 まだお得に旅行できる?

売り切れ続出の全国旅行支援ですが、各予約サイトでは小出しにクーポンを出しています!

行きたい場所のクーポンが売り切れになっていたとしてもあきらめる必要はありません。

随時チェックし、早めの予約をお勧めします。

クーポンの売り切れが早いことが予想されますので、準備しておいてくださいね!

 

旅行社から見る「全国旅行支援」のお得な旅行と上手い使い方

全国旅行割

お得な使い方①:1番お得な交通付きツアーはどんなツアー?

鉄道・航空機・バスなどの交通付きツアーの場合、割引率20%で割引上限が5,000円なので・・・・

1人25,000円のツアーが一番お得に旅行ができるという事になります。

実際に支払う金額は、上限の5,000円の割引が適用されるので、実際の支払いは20,000円でさらに地域クーポンが平日は2,000円・休日は1,000円つきますよ!

おはげ
平日の支払いイメージはこんな感じです
ツアー代 割引額 実際の支払い 地域クーポン
【下限金額】
5,000円
1,000円 4,000円

平日:3,000円

10,000円 2,000円 8,000円
15,000円 3,000円 12,000円
20,000円 4,000円 16,000円
25,000円 5,000円 20,000円

お得な使い方②:1番お得な宿泊プランはどんなホテルや旅館?

宿泊のみの場合、割引率20%で割引上限が3,000円なので・・・・

1人12,500円のホテル/旅館が一番お得に宿泊できるという事になります。

実際に支払う金額は、5,000円の割引が適用されるので、支払いは7,500円でさらに地域クーポンが平日は2,000円・休日は1,000円つきますよ!

おはげ
平日の場合の支払いイメージはこんな感じです
宿泊代 割引額 実際の支払い 地域クーポン
【下限金額】
5,000円
1,000円 4,000円

平日:3,000円

10,000円 2,000円 8,000円
12,500円 2,500円 10,000円
15,000円 3,000円 12,000円
20,000円 3,000円 17,000円

 

 

 

宿泊料無料の添い寝乳幼児や子供がいる家族向け お得宿泊術

全国旅行支援の宿泊料無料の子供の考え方

以前のGOTOトラベルキャンペーンでは、私たち家族はこのような恩恵を受けました。

添い寝の乳児、つまり、旅行代金が発生しない子どもも一人の旅行者としてカウントされ、旅行代金が発生する大人同様の額の割引が受けられたのです。

大人2名+0歳の乳幼児1名 計3名が1人1万円の宿に1泊した場合、、、

  • 大人:10,000円×2名=20,000円
  • 0歳乳幼児:添い寝・食事なしのため無料
  • GO TOトラベルキャンペーン割引:3,500円×3名=▲10,500

合計支払額9,500円(3名1泊料金)

と、お金のかからない乳児が宿泊するにもかかわらず、割引はなんと乳児含めた3名分の割引が適用されていたのです。

また上記に加えて、地域共通クーポンが1,500円×3名分の4,500円分もらえてしまいます。

おはげ
このキャンペーンが始まった当初、私の会社内でも、「え。。。うそ・・・。。。」と騒然とした記憶があります。

全国旅行支援では県民割の延長であるため、各県によって対応が異なる事が分かりました。

県民割では、多くの都道府県が料金の発生しない乳幼児も割引対象となっていたようです。

そして、10月5日の愛知県の情報では、各ホテルごとによってお金のかからない乳幼児の対応は違うとの事でした!

ですので、まずは子供を入れて予約を進め、割引とならない場合は各ホテルへお問合せされることをお勧めします。

おはげ
各ホテルは全国旅行支援の対応で手いっぱいになっていることが予想されます。ホテルへの問い合わせは最小限にして、できることはご自身で調べてから連絡をしてあげてくださいね。

宿泊料無料の子供連れ家庭 注意点

子ども連れ家庭は特に、下記のことを予約する際に覚えておいて下さい。

子供含め、1人当たりの下限金額を下回る場合、全員分の割引が適用されないことがあります。

ぷく男
下限金額設定ってなんだよ
てゆ子
え。。。どうゆう事か分からない。。。
詳しく説明します
おはげ

最低利用金額というのが定められており、原則平日は3,000円・休日は2,000円を割ったら割引されません。

あくまでも割引き後の金額が3,000円を割らなければ良いので、単純に2名で宿泊される場合は3,700円以下のホテルの予約には割引が適用にならないことが分かります。

注意が必要なのはお子様連れ家庭です。

平日、大人一人6,000円の宿泊料金のホテルに夫婦2名+乳児1名で宿泊したとします。

6,000円×20%=1人1,200円の割引が受けられます。

ココのホテルは宿泊料無料の乳児も割引対象内だとすると

1,200円×3名=合計3,600円の割引になります。

支払う金額は12,000円-3,600円=8,400円ですが、3名で宿泊することになるので、一人当たりの宿泊料が2,800円となり下限設定を割ってしまう事になります。

ホテルにその都度相談にはなりますが、お子様連れはこのような事態に陥らないように注意が必要です。

 

「全国旅行割」「新GO TOトラベルキャンペーン」全国旅行支援以外にも割引はある?

2022年9月22日岸田首相の会見で【全国旅行割】というワードを発表されていました。

てゆ子
新しい旅行割が出るの?

と思われた方もいらっしゃると思います。

わたしもそうなのかな?っと思いましたが、これは単なる、岸田首相の言い間違えのようです。

また、他サイトでは新GOTOトラベルキャンペーンとうたっているサイトもありますが、これも単なる【全国旅行支援】の間違えです。

今から始まるのは『全国旅行支援』ですので、混乱しないようにしてくださいね。

ちなみにイベント割も発表されましたが、それについてはこちらの記事をご参照ください。

こちらもCHECK

ディズニーリゾート
ディズニーイベント割の予約ができなかった!お得に行くには全国旅行支援!

続きを見る

まとめ:子供連れ家族は特に、全国旅行支援は上手く利用しよう

2020年に出されたGO TOトラベルキャンペーンと、2023年4月24日現在利用されている全国旅行支援の違いは下記です。

  1. 割引率が35%であったが、全国旅行支援では20%となる
  2. 【宿泊付き】割引上限額が14,000円であったが、全国旅行支援では交通付き:5,000円、宿泊のみ:3,000円となる
  3. 【日帰り】割引上限額が7,000円であったが、全国旅行支援では3,000円となる
  4. 地域共通クーポンは旅行代金の15%であったが、全国旅行支援では平日:2,000円、休日:1,000円となる

現時点で延長が発表されている県は佐賀県(7/22~8/31は対象外)と石川県奥能登(7/21予約開始)!!

 

色々な情報が分かり次第、こちらのサイトでも随時更新していきます。

 

それでは!

 

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

バツまるとおはげ

【バツイチ夫(呼称:バツまる)】
旅行業界に勤めて20年以上▶通算渡航回数は150回以上▶学生時代の4年間のアメリカ留学経験を経て旅行業界に就職▶
趣味:映画鑑賞・ドライブ・旅行・妻を喜ばせること

「早いものでブログを始めて1年が経ちました。読んでくださり心から感謝しています。これからも一人でも多くの方の目にとまれば幸いです。今後は自分の書きたい記事だけではなく、どんな記事を書けば人の役に立てるか、楽しんでもらえるかも意識していく時期に来たのかなと、いっちょ前にカッコエエことを考えております。前のコメントで「当初予想より読んで頂いています」と書きましたが、それを越えてきています。 本当にありがとうございます。」

【激しめ妻(呼称:おはげ)】
旅行会社に勤めて10年以上▶団体旅行の営業をしており、延べ9,800名の旅行を企画▶現在は育休中ママブロガー(*^^)v
趣味:絵画鑑賞・映画鑑賞・ダイビング・旅行

「ブログを始めて一年がたち、皆様の悩みを解決できるようなことや私が知ってお得だなぁと感じることをメインに記事をあげてきました。もし、旅行のことで知りたいことがあればコメントしてくださいね!」

-よく読まれる記事, 自宅旅行社