【パパ育休】取らなかったら後悔する!メリットばかりな経験!
こんにちは、バツまるです。
今日はいつもなら妻が書いている育児ページの場を借りパソコンの前にいます。
と言いますのも、先日子どもが満11ヶ月になる直前までの1か月強の間、育休を取得し、育児や家事に専念しておりました。
今回はこんなお悩みをお持ちの方向けに、育休を取得した私自身の体験より記事を書いていこうと思います。
こんな方におすすめ
- 育休を取得したいが、会社の負担になるので一歩が踏み出せないという男性
- 家事や育児には前向きだが、アシスタントどまりな夫を持つ妻たち
- 夫に育休を取得してもらいたいが、どうやって説得しようか悩んでいる妻たち
- ほんの少しでも夫の育休に興味のある未来のお父さん、お母さん
目次
取らなかったら後悔する?取得前は迷いもあった『パパ育休』
私は40代。
男が育休を取るのはどうなのか?
なんかそれは色々と後ろめたい。
そもそも男子たるもの元気に死ぬまで働いて、1円でも多く家族の為に稼ぐのが本懐・・・と考える世代(の最後のあたりなのかな?笑)であります。
そんなに稼げていませんが。
その私が、様々な角度から考えることはありながらも、おはげちゃんに脅されるように半強制的に育休取得を一大決心しました。
というご意見はやめてください(笑)
おはげちゃんの激しさを知らない人には伝わりにくいですが、おはげちゃんの希望に「バツまるが自主的に同調する」のが我が家の一番理想的な形なんです。
というご意見も同様にやめてください(笑)
同情もやめてください(笑)
感想を結論から言いますと、想像以上にとって良かったので、今この文章を書いています。
もう少し正確に自分の気持ちを言うと、取らなかったらここまで子どものことを知ることができなかったですし、妻が出産後どんな日々を送って来たかを実体験として理解することもできなかったと思います。
それでもすべて理解できたとは言えませんが・・・。
今回は育休のススメという事で私の実体験を紹介し、これからの父たちに育休を取ってみようかなと思ってもらうのが表のテーマ。
夫に育休を取ってほしいけど、なかなか決断してもらえない悩みを持つ妻たちへの援護射撃、が裏のテーマです。
パパ育休は取らなかったら後悔する 夫に育休を取らせたい妻必見!
はじめに育休の良さをお伝えします。
パパ育休おすすめポイント①:育児を本格的にやることにより、子への愛が増し、父親としての自覚に目覚める
もちろん!!育休を取る前にもあんなにかわいかったのに、
- 声の出し方
- 新しい仕草
- ほんの小さな成長
など、感動を覚えるといっても大げさではないくらい、余計に子どもをかわいく感じるようになりました。
これは実に重要で、男は生みの苦しみを実体験しませんから、子どもに対するつながりや愛着を頭で理解するほかないと思います。
いわゆる『男は子供が生まれた瞬間に父になるのではなく、子どもの成長と共に自分が親であることを自覚し、育てる責任を実感していって初めて父になる』というやつです。
表現は違えどよく語られますよね。
まぁ。。。大筋で正しいと思います。
中には人並外れた思いやりと責任感を持つ人や、頭で考えただけで自分の行動を理性的に律することができる人はいます。
多分・・・。
そういう人は始めから父親としての覚悟がきちんとできているという事になりますよね。
でもそれは例外だし、並外れた才能だと思います。
素直に尊敬します。
しかし、やっぱり自分で赤ちゃんの世話をやってみて、自分の五感で経験することに勝るものはないと思います。
少なくとも自分の体験談としてそう断言できます。
赤ちゃんの体温
全力で泣かれた時の耳鳴り
自分で味見しても味のない離乳食(時期によってはミルクのみ)のわずかな違いで好き嫌いが分かれる
肌のきめ細やかさや柔らかさ
肌が少し赤くなっているだけでなんだこれは?大丈夫なのか?といろいろ心配したり・・・。
笑顔に何種類も微妙な違いがあることを感じたり・・・。
気にして見始めると、数分ごとに何かとあれこれ気になるものです。
はじめは妻に色々と聞いていましたが、慣れるに従い聞かなくてもできるようになりました。
一言で言うと、赤ちゃんの世話に自信がついた、という状態になったんだと思います。
完璧になったという事ではないけど、とりあえず一通りの基礎が身についたと思います。
そうすると、今後応用して、子どもの成長に応じて対応をアップデートしていけば良いんじゃないかなと思います。
第一の結論を繰り返すと、より細部まで知ることであなたの宝物を余計にかわいく感じることができますよ!っていうのを父親たちに伝えたいです。
妻たちに思い浮かべてもらいたいのが子育ての基礎であり手間や技術として一番繊細さを要求される乳児の世話を夫が一通りできるようになれば、それはスキルを身につけてもらうようなものだとおもいませんか?
後は赤ちゃんの成長に合わせてアップデートすればよいので、今後この分野で完全な2馬力とまではいかないかもしれませんが、かなり頼れるようになると思います。
なので、育休を取ってもらう説得が大変だなと思ってあきらめかけているお母さんたちは、家族への投資、また夫のスキルアップの為にと思ってぜひとも粘り強く説得してもらいたいです。
パパ育休おすすめポイント②:育児を詳しくやることで、妻への感謝の念が増す
第二の理由は、妻の体験を共有することの重要性です。
私が育休を取ったのは、子どもが満11ヶ月になる直前までの1か月強(35日間)ですが、それまではほんの限定的な育児の手伝いしかしていませんでした。
こう書くと、限定的というのは何をしていたか説明する必要がありますよね。
- おむつ替え
- 着替え
- ミルクやり
- お風呂いれ
- 離乳食の食べさせ
- 寝かしつけ
- 絵本の読み聞かせ
- 機嫌取り(あかちゃんのです笑)
- おつかい
- 自分と妻の夕食作り
などをやっていました。
自分では結構やれていると思っていましたし、おはげちゃんも「頼りになるわぁ」「バツまるがいると楽だわぁ」と感謝されていましたから、まぁまぁ自己評価は高かったんですよね。
でもこうして育休を取って24時間体制でやってみると、育児に専念して何もかも引き受けるのが、いかに負担かが分かりました。
その肉体的な大変さを言いたいのではなく、しょせんパートタイム育児は空いた時間に補助的にやることであり、今日は疲れているからやらないとか、なんか気分が乗らないからやらないという選択肢はないという、自分がいい状態じゃなくても逃げられないという、追い詰められ具合が違うという事なんですよね。
今は仕事に戻っていますから、前のようにパートタイマーですが、日々の感謝の気持ちは育休前より高まりました。
これも体験したからこそ、もっと強く言えばやってみた人にしか分からないことだと思います。
パパ育休おすすめポイント③:収入面での負担は家族も会社も思うほどない
育休手当と社会保険の免除の仕組みがあり公的に保証されますから、働かない期間は収入ゼロ、という事にはならないのです。
個人の就業体系は様々なのでご自身でも調べる必要がありますが、私の場合(一般的な計算)はコチラです。
育休中の公的保証
実勤6か月の給料の平均額の67%が取得日数によって(日数換算)割り出されて後日支払われる
期間中の年金系の支払いが免除
これらはそれぞれ別の組織なのでやや煩雑ですがきちんと制度として存在します。
- 育休給付金→ハローワーク
- 年金払い免除→年金機構
育休取得となると職場の人手の事を置いておけば、会社が働いてもいないのに給料を払うとか利益を上げていないのに社会保険料負担をさせ続けるという事はないんですよ。
ただし、手続きには会社の総務には動いてもらう必要がありますので、会社には何の苦労をかけていない!というと間違いになりますね。
また、育休給付金が支払われるまでは多少日数がかかるので、余裕を持って相談したり、期間中の蓄えは少々必要でしょう。
でも、基本的に自宅でじっくり育児と向き合っていると、お金は使いたくても使うところがないから、自然に食材費くらいしか出ていきませんよね。
確実に節約につながります。
ついでに言うと、幸福感を増す行動として『モノ』を買うと長続きしないけど、『コト』に使うと人生の長きにわたって思い出したり、考えを変える(進歩する)きっかけになったりすると聞きます。
育休は育児「休暇」とはいえ、決してバケーションではありませんが、私は『コト消費』に近いものだととらえてもいいのではないかと思います。
そういう意味でも育休取得は、その期間の収入が多少減っても、かけがえのない家族との『コト消費』をしてるつもりで捉えれば、きっと後からじわじわと効いてくる、いい時間を持つことに他ならないと思います。
後悔などあるはずはなく、取ってよかったと実感できると思います。
まとめ:旦那さんが育休を取ってくれない!と嘆く前にメリットを伝えよう!
これを読んでいただいたパパさん、未来のパパさん、旦那さんに育休を取らせたい奥様方、その中で何パーセントかでも育休取得に向けて動き始めてもらえたならうれしいです。
取らずに後悔しても、育休取得は子供が乳児の時しか取れない期間限定のものですから、手遅れになります。
どうせなら実際に取って「大変すぎる!!!!!」と後悔してください(笑)
いつかきっと、自分の選択を誇りに思う時が来ると思います。
それでは!