バツまるです。
有馬温泉のイメージって、泉質が良くて有名だけど、その分どこに宿泊しても金額が高い。
そう思っていらっしゃる方が多いと思います。
旅行社に勤める私たちでさえ、そのイメージしかありませんでした。
しかし、無料イベント「有馬涼風ビアガーデン」に参加し、有馬温泉のお得なお安い宿に宿泊すれば旅行代金が抑えられちゃいます。
2022年はあと少しの開催期間ですが、来年のためにもこのお得なイベントをご紹介したいと思います。
有馬の泉質を十分に味わい、お得に宿泊して素敵な夜を過ごしてください。
目次
有馬温泉は泉質最高!でも、宿泊料金が高い・・・
久々に有馬温泉へ行ってまいりました。
今回は低価格な内容で、言葉は悪いですが名古屋でて途中で昼飯食べて有馬温泉に3時(!)に到着し、お世辞にも憧れの宿とは言えない所にゆっくり泊まり、翌日11時に出発し途中で昼飯食べて名古屋帰る、だけ。
以上。
いやいや、最後まで聞いてからにしましょう。
最近激怒するのが仕事だと思ってるおはげちゃんはちょっと放っておいて、大急ぎで紹介したいことがあるんです!
今回は有馬温泉の紹介と、夏限定企画の楽しいイベント、それを活用したおすすめの滞在を提案いたします!
有馬温泉は言わずと知れた日本三名泉
日本三名泉
- 有馬
- 草津
- 下呂
や、日本三古湯
日本三古泉
- 道後
- 有馬
- 南紀白浜
このどちらにも入る有名な温泉地です。
特に関西では奥座敷としてその名を轟かせており、西日本の温泉地の格としては、源泉の種類の多さ、それらの泉質、大都市からのアクセス、宿の数、有名な高級宿の存在など高度に組み合わさったポイントを総合して、まさしく西の横綱。
- 赤褐色の「金泉」は鉄分と塩分を含み、保湿、殺菌作用があり、適応症は【リウマチ・外傷・手術後のリハビリ・不妊症・自律神経障害】です。
- 炭酸を含む「銀泉」は炭酸で毛細血管が拡張され、血流が増加し、適応症は【高血圧・末梢動脈閉塞・機能性心疾患】で、飲用すると食欲増進効果もあります。
- ラドンを含む「銀泉」もあり、ガスを吸い込むことで自然治癒力がアップし、適応症は【硬直性脊椎症・関節症・痛風・更年期障害・気管支喘息】などです。
上記参考:有馬温泉観光協会公式サイト
さすがの泉質ですね。
宿によっては複数の源泉から引いていて、金泉も銀泉も両方楽しめることは珍しくありません。
ここで言わなければいけないことがあります。
有馬の宿は、高い。
これはもしかしたら昔から定着したイメージで高い宿泊費は当然と思っている大阪、兵庫、京都の皆さんや、購買力が日本一高い首都圏の皆さんは
となるかも知れません。
ですが、我々からすると有馬温泉はどうしても割高と感じてしまいます。
その金額ならあの宿に泊まれるなあ、とか余計なことを考えてしまうんですよね。
で、結局有馬温泉がいいところなのは知りつつも、他の温泉地を勧めてしまったり…というのは旅行会社あるあるです。
もう一つ考察すると、有馬温泉は昔ながらの温泉地なので広い道が通っておらず、大型バスのアクセスがあまり良くないので、団体旅行だと宿の選択肢が限られてしまいます。
そうすると自然と「今回は有馬!」という明確な目的がないと選ばない場所になりがちなんですよね。
これをお読みの人も、「温泉が好きだから有馬は聞くけど、今まで行ったことないなぁ」ということはありませんか?
そこで今回は、有馬温泉の夏の楽しみを紹介します。
有馬温泉夏限定イベント「有馬涼風ビアガーデン」
有馬温泉の中心ともいえる「ねね橋」の下の有馬川親水広場で、夏限定の「有馬涼風ビアガーデン」というイベントが開催されています。
期間は2022年は7/22〜8/21、毎日18:30〜22:00(河川増水などで中止の場合あり)
元は阪神大震災で仕事がなくなってしまった芸妓さんたちを守るため、そして関西圏の復興を目指して企画されたようで、長らく「涼風川座敷」と呼ばれていましたが、最近名称が変わりました。
ステージが設けられ、芸妓さんの踊りや様々なアーティストの生演奏ライブ等が開催されています。
私が行った時は、テノール歌手のかたがバンドと共に童謡、昔の歌謡曲、ラテン音楽などで美声を披露してくれていました。
かなりのクオリティでしたよ!
日替わりで、バンド、金管楽器、フラダンス、雅楽などのバラエティに富んだ種類のライブが企画されており、いつ行くか迷ってしまうほどです。
芸妓さんの踊りも交互に観せてくれて、入場無料だしとっても得した気分。
縁日の雰囲気で大人も子供も楽しめる、スーパーボールすくいや射的などもあります。
川が流れる音も涼しげで、川座敷という名前だっただけはあります。
ふらりと遊びにいくだけでもおすすめです。
繰り返しますが、入場無料です!笑笑
そして、ビアガーデンというからには別途料金で飲み食いもできてしまいます。
キッチンカーで焼きそば、唐揚げ、焼き鳥、ソーセージ、ポテトフライ、焼きおにぎり、豚汁などなどが注文でき、席はそこまで多くありませんがステージ前のテーブルが自由席なので、ちょっとしたアトラクション付き宴会気分が堪能できます。
落ち着いて食べたい方には、予約制で「国産黒毛和牛A4ランク すき焼き鍋」と「国産黒毛和牛A4ランク バーベキュー」という魅惑の選択肢があります。
こちらは1人7000円(すき焼き)と6000円(バーベキュー)と安くはないものの、席が確保されるのと、有馬を代表する竹中肉店の提供ということで、味の良さもお墨付きです。
外でライブを観ながら肉屋のすき焼きを食べるなんて、贅沢な夏の思い出だと思いますよ。
そして、最後のおすすめポイントですが、なんと芸妓さんがテーブルを周り、お酌をしてくれたりお話をしてくれたりするのです。
伝統的な和装の芸妓さんと、お酒を飲みながら粋にコミュニケーションを取るなんていう機会は減っていると思います。
とっても貴重な経験だと思いますよ!
有馬温泉の比較的安い旅館「メルヴェール有馬」に宿泊
お気づきかもしれませんが、私が勧めようとしているのは、このプランです。
バツまるのおすすめプラン
有馬温泉に朝食のみの安めの宿泊をして、夕食は有馬涼風ビアガーデン。翌日は本格的に公衆浴場「金の湯」や「銀の湯」へ入浴しにいき有馬温泉を極める!
金の湯と銀の湯は地元民も行く泉質最高のお風呂で、それぞれ650円と550円かかりますが、やはり有馬温泉に行ったからにはどちらかは行っておきたい名所。
茶褐色の金の湯に是非行って欲しいですが、白いタオルだと着色してしまうので、ご注意ください。
宿泊先はお値段優先で『メルヴェール有馬』をおすすめします。
時期や曜日により変動しますが、今は少し高めの1人10000円〜15000円程かと思います。
こちらはカジュアルなホテルでありながら、館内に金泉と銀泉の2種類のお湯が楽しめる大浴場を備えていますし、有馬涼風ビアガーデンの会場まで(坂道ですが)徒歩10分ほどで行けるので、ご紹介しました。
洋室、規模が大きな宿ではない、新しくない、大浴場はどちらかというと中浴場くらいの感じ…ということを納得できれば、お値段が一般的な有馬のレートと比べて確実にお得です。
気軽に、身近に、お得に夏の有馬温泉を満喫してみませんか?
ついでに、お土産もエコノミーに、炭酸せんべいなんていかがですか?
素朴な甘みでひとつ400円と、お値段もお手頃、持ち帰りも軽〜い笑
私は昔から炭酸せんべいといえばいつも「三ツ森」で買います。
有馬涼風ビアガーデン会場である、有馬川親水公園のすぐ前にありますし、この期間は20時までやっていますよ。
兵庫県神戸市北区有馬町ウツギ谷1670-5 [地図]
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最後に:有馬温泉は高いけど泉質抜群!無料イベントと掛け合わせて素敵な夜を!
開催日も残りわずかです。
2023年に余裕を持ってじっくり計画するのもいいですが、今すぐどこかへ行きたいっ!行き先探しに困ってるっ!今年の夏の思い出をまだ作れていなかったっ!というかたの参考になればと思います。
もっと早く知っていれば、時期にゆとりを持って紹介できたのに…すみません。
それでは!