こんにちは。
旅行業に携わりはや10数年。
延べ9,800名の旅行を企画した私、おはげと申します。
面倒な部分はわたくしどもにお任せいただき、皆様はカバンを持って現地に出向くだけ♪をモットーにお仕事しています。
こんな風に、最初から旅行をあきらめていらっしゃる方もいると思います。
この記事を読めば足の悪い両親がいても前向きになって旅行に行く気になると思います。
「足の悪い高齢の両親」との旅行に「1歳児」を連れていく実際の旅行体験記の第一話です。
どうなるのか、今の私にもわかりませんが、どなたかの参考になればうれしいです。
目次
高齢の両親と1歳児を連れて旅行へ!:行先の選定
旅行へ行こう!
と、一言で言っても、「じゃあどこに行こう?」となりますよね。
私たちの場合は、このように決まりました。
両親が沖縄に行ったことがない
1歳児もいるので、両親は客室でゆったりしても、子どもはプールなので遊べられる旅行先
1歳児の子どもを両親に預けて夫婦でダイビングしたい!!
行ったことのない「沖縄」か、行ったことがあり比較的涼しい観光地「北海道」か悩みましたが、子どもも遊べて私たちも遊べる行先「沖縄」に決定です。
なんとなく、私も夫も、「飛行機で行く旅flight」と初めから考えていました。
そうでなければ選択肢はもっとたくさんありましたね。
両親は70代後半で父は足が悪いことから、飛行機で行く旅は私たちなしでは行けないと思いますし、ましてや初めて行く行先となれば特に夫婦二人ではいけないでしょう。
長生きしてほしいですが、私たちはだんだん老いていく生き物です。
1歳児の子どもも、私たち夫婦も、両親も老いていきます。
だからこそ、行けるうちにいろんなところへ行かせてあげたい!!
両親にもそうですし、夫にも両親と行った沖縄旅行の思い出を作ってあげたく、今回は沖縄へ行くことに決めました。
高齢の両親と1歳児を連れて旅行へ!:行程はどのように決める?
まずはこんな質問を投げかけてみましたが、帰ってくる答えは4文字。
わからん。
以上です。
そりゃそうですよね。
テレビなどでは情報はあるものの、
- その場所は観光客が行くことができる場所なのか
- 沖縄本島の広さが分からない
- そもそも詳しくない
- あれ?この情報って沖縄だっけ?
なんてことを考えていたら「分からん」しか出てきません。
両親からしたら迷惑をなるべくかけたくないとも思っていると思います。
そうは言ってても行程が決まらないので、まずは沖縄のガイドブックを購入し、両親に渡しました。
「でも分からんからいいわ~」
と言っていましたが、
強引にガイドブックを渡したものの、実際には来る日も来る日もガイドブックを楽しそうに眺めていました。
2週間ほどしてから帰ってきたガイドブックがこちらです。
わからんわからん言っておりましたが、ワイワイと二人で話しながら気になる場所がピックアップされておりました。
中には、違うページに書かれた東南植物園が2か所ともピックアップされていたり、いかにも現地の人が行きそうな居酒屋がピックアップされていたりで私たちもそれを見ながら楽しめました。
そのピックアップされた場所を行程に落とし込むのは我々の仕事です。
行けなさそうな場所には、それに似た感じの場所を組み込んだり、それと同じような体験ができる観光地をいれたりしながら行程を組んでいきます。
とは言っても、高齢の両親と1歳児。
どこまで体力が持ち、どこまで車移動ができるかは未知です。
逃げ道も考えておきます。
「疲れた」場合にいつでも対応ができるよう、その場合の代替案を考えておく
最終日はチェックアウトが遅めの宿を取っておく
朝は遅めのスタート、夜は早めの宿入りで考える
あとは臨機応変に対応したいと思います。
このブログを執筆している現在は、まだ、沖縄旅行に行っておりません。
どんな旅になるのか、今から楽しみです。
高齢の両親と1歳児を連れて旅行へ!:車いす・ベビーカーはどうする?
父は、杖をついて普段は歩いておりますが、長距離歩きそうだなという時は車いすに乗ります。
今回の旅行ではどうするか悩みました。
- ポイントで車いすをその場で借りる
- 最初から車いすを手配する
どちらにしようか悩みましたが、初めから持っていく事にしました。
都度都度借りていると待ち時間が発生しますし、車いすがある場所までは歩いてもらう、もしくは、私たちが取りにいかなければいけないためです。
ベビーカーに関しては、今持っているものを持っていく事も考えましたが、A型ベビーカーで大きくて重いので、現地で安くて軽いものを購入し、現地で売ってこようと思います!
上手い具合に安いベビーカーに巡り合えて、すぐに売れるかわかりませんが、お金と時間のことを考え今の考えに到りました。
上手くいくのか、はたまた、失敗に終わるのかはまた記事にしたいと思っています。
まとめ:足が悪い高齢の両親は私たちの心にも残る素敵な思い出になるはず!
高齢の両親と1歳児を連れての旅行。
行先の選定と行程の決め方、車いすやベビーカーの手配について綴ってきました。
実際はまだ旅行に行っていないのでどうなるかわかりません。
しかし、どちらにしても思い出に残ることは間違いありません。
もし、同じ状況の方がいらっしゃり、旅行をあきらめるのではなく、その状況を前向きに楽しむ!と思って下さったらうれしく思います。
それでは!