こんにちは!おはげです。
私は2021年3月に待望の赤ちゃんを帝王切開で出産いたしました。
どれくらい痛いのかしら・・・
コロナ禍の出産でただでさえ不安なのに・・・泣
なんて不安な毎日を過ごしていらっしゃる妊婦さんいらっしゃいますよね?
痛みに関して言えば
- 出産直後~産後2日はピークに痛い
- 産後3日目~産後1週間はピークは越えたものの痛みが残る
- 産後1週間を超えれば違和感のみ
- 産後1か月過ぎたあたりからたまに違和感を感じる
このような感じで過ぎていきます。
そして、産後6か月の現在は全く何も感じません。
その痛みやこわさを乗り越えたからこそ、自分の体から出てきたとても愛おしくてかわいらしい宝物とのかけがえのない時間が始まります。
今回はその第一回として、帝王切開に至った経緯とコロナ禍での帝王切開がどのようなものであったかについて詳しくお話していきます。
こんな方におすすめ
- 出産を控えているマタニティママさん
- コロナ禍での帝王切開がどのようなものか知りたい方
- とにかく出産が不安な方
目次
コロナ禍での妊娠生活がどのようなものであったか?
【29週】検診で逆子と言われ帝王切開がよぎるも・・・
私は妊娠が分かってから、つわりや貧血が少しあるものの、比較的何の問題もなく妊娠後期まで来ました。ただ、後期になるにつれて妊婦さんをドキッとさせるのが逆子かどうかという事だと思います。
まだ、おなかの中に余裕があり赤ちゃんがぐるぐる回れるうちはお医者さんに
まだこの時期は頭が上になったり下になったりするからあまり気にしなくていいよ~
なんて、言われます。
でも、29週ごろから
もうそろそろ逆子体操しよっか
と、言われます。
28週よりも前に逆子体操してもぐるぐる回るのであまり意味をなさないというのがおはげの病院のスタンスで、ほとんどがそうなのかな?と思います。
35週くらいまで赤ちゃんが逆子でいた場合、帝王切開となってしまうため、30週に入るころから35週までの間で赤ちゃんの頭の位置を下に直します。
おはげも28週まで逆子でドキッっとしましたが逆子体操を1週間ほど頑張りましたら無事に頭が下になりました。
また、逆子体操のほかに、赤ちゃんの背中がどちら(右側か左側か)にあるかによってママの寝る方向もお医者さんに指定されるので、どちらを下向きにして寝ればよいかお医者さんに聞いてみてくださいね!
逆子運動のほかに、鍼灸や指圧で治す方法や外回転術で医師や助産師さんが手でおなかの中にいる赤ちゃんをぐるっと回す方法がありますよ。
おはげはこの、逆子体操と寝方を変えただけで赤ちゃんの頭が下(頭位)になってくれたので、ほっと一安心、また、落ち着いて妊婦生活をすることになりました。
【37週6日】出産間近の検診での様子
そして月日は経ち、37週に入り正期産となりました。
もういつ生まれてもおかしくありません。
コロナ禍の出産という事で面会の制限があることはこの時点でわかっていたため、荷物は出産日を入れて5日間分の下着類や必要なものを入れスーツケースに入れ、準備万端です。
もしかしたらバツまるが面会に来れないかもしれないので、洗濯をお願いしなくてもよいように準備はしていました。
いつ陣痛が来てもおかしくありません。
そんな中、37週6日の検診で先生から、
赤ちゃん、おりてきてないな~。スクワットや散歩をしてどんどん動いてね。
と言われ、あまり何も考えずに、
と、答えて終了しました。
【38週6日】あと1週間で予定日でまさかの帝王切開決定
そして、前の検診から1週間がたち、次の検診日が来ました。
すると先生から、
あれ~。赤ちゃん降りてないなぁ。ひっかかってるかもな~。レントゲン撮りましょう。
結構歩いたし、スクワットだってやっているし、雑巾がけも時々やっているから降りてきてるだろうと思っていましたが、赤ちゃんはまだ降りてきていなかったのです。
そして、レントゲンを撮ってもらいました。上からの写真(骨盤の大きさ)と横からの写真(赤ちゃんの頭囲)を撮ったと思います。
20分経ってから呼ばれました。
おはげさん、これを見てください。赤ちゃんの頭がおはげさんの骨盤に引っかかって降りてこられないようです。もちろん、このまま陣痛を待って普通分娩に挑み、普通に生むことができるかもしれません。でも、それができなかった場合、母子ともに危険な状態になる可能性があり、おはげさんは陣痛で苦しんで、そのあとに帝王切開の痛みに耐えなければいけなくなります。そうであれば、もう帝王切開を決めた方が良いと思います。
先生は、おはげの骨盤のレントゲンと赤ちゃんの頭のレントゲンを透かして骨盤を通るか赤ちゃんの頭のレントゲンをくるくるやって見せてくれましたが、どうやっても通りそうにないことは素人のおはげが見てもわかりました。
頭が真っ白になりました。
(私の骨盤は普通じゃないのかもしれない、わたしのせいで普通に産んであげられなかった・・・)
こんな思いで、先生の前で泣けてきてしまいました。
それでも先生は、
安全に出産させるから安心して!世の中の20%は帝王切開だから珍しい事じゃないよ!!
と、言ってくれました。
翌日が土曜日という事でしたので、その土曜日から入院、月曜日に出産となりました。
赤ちゃんが下りてこないこととは別に、いつ陣痛が来てもおかしくない状態なので、すぐに対応ができるよう、明日から入院、と、なったのです。
入院・帝王切開での出産日決定!出産日までの過ごし方
バツまるは最後の検診についてきてくれており、車の中で待機していたのですが、
病院からおはげが泣いて出てきたので、
何事?????!!!!!!!
と、思ったようですが、おはげは泣き続けました。
その当時のことを思い返すと、いろいろとありますが、
・普通分娩ができなかった、普通に産んであげられなかった
・まだ、心の準備ができていないまま、明日から入院となった
・帝王切開の知識がなく、怖かった
・陣痛の痛みから逃れられ、安堵の気持ち
こんな気持ちで、涙が止まらなかったのかなぁと思います。
勿論、妊婦さん特有のホルモンの乱れなどもあると思いますが・・・。
それからというもの、おはげは5日間分の荷物しか荷詰めしていなかったのですが、帝王切開ともなると14日間の入院になるので、いそいであかちゃん本舗へ行き、いろいろなものを買い足し、スーツケースに追加しました。
里帰り出産のため、前日は実家に宿泊しました。
すると、両親はもうすぐ赤ちゃんに会える~!!と、バツまると乾杯をしていました(笑)
その笑顔を見て、少し前まで何となく悲しかった気持ちが明るくなりました。
そして入院日となりました。
バツまるに病院まで送ってもらったのですが、バツまるとはすぐにさよならです。
病院の玄関でバツまるにバイバイをし、病室に行きます。
入院1日目
今後の流れなどの説明とNST(赤ちゃんの健康チェック)をする以外は特に何もすることなく終わります。
入院2日目
手術部位の剃毛、点滴を入れる管の注射、NSTがあり、夜21時以降は絶食・絶飲です。
お風呂とお手洗いは普通にできます。
のども乾いてしまうので、早めに就寝しました。
怖い?!コロナ禍帝王切開レポ
【出産当日】怖い?帝王切開での出産の流れ
入院3日目
出産当日です。
結果的に言うとここまでくるとやるしかないという感じです。
怖くなんかありません!!!!
手術は14時からですが、朝から点滴が何本かあります。でも、おはげの病院では点滴は入院1日目に入れた点滴の管に刺すので、都度の痛みはありません。
手術着に着替え、着圧ソックスを履き、緊張していましたが赤ちゃんに話しかけながらリラックスして過ごせたかと思います。
そうこうしていると、バツまるが来てくれました。
帝王切開ではありましたが、バツまるは立ち合いを選択してくれたのです。
手術前、先生がお部屋に入ってきてくれ、手術について説明があり、まずはおはげだけ先にお部屋を後にします。
おはげの病院では横切りで、パンツに隠れるほど下の部分を切ると、説明されました。
と、感慨深かったのを覚えています。
そして手術室に入り、まずは麻酔です。
帝王切開レポなどを見ていると、手術台の上に寝転んで丸まった状態で背中に注射をするとあったのですが、私は、手術台に座った状態で背骨を丸めて注射をしました。
痛いかと思いましたが、これはそこまで痛くありません。
麻酔が入ると下半身がじんわり暖かくなってきて、しびれる感覚があります。
横になり、尿管を入れられますが、これも麻酔がきき始めているので痛くありません。
先生が麻酔が効いているかの確認をするために、
これは冷たい~??
と、聞いてきます。
麻酔が効いていなければ、江戸時代でいう切腹となる為、すこし冷たいぐらいでは
と、答えていました。(笑)
ちょっと処置を進めてもらってしばらくしたら感覚がまったくなくなって来たので、そこでバツまるが入ってきました。
バツまるが入るとお腹を切り始めました。
当たり前かもしれませんが全く痛くありません。
でも、麻酔の影響なのか、血圧が下がりぎみになり、上が60くらいになっていたようです。
少し緊迫した感じになりましたが、血圧をあげる薬を入れすぐに普通に戻ります。
切り始めて5分もしないくらい?に、目の前に先生が赤ちゃんがを見せてくれました
また、それと同時に
おぎゃ~~~~~~~~!!!!!!
と、元気な産声を聞かせてくれました。
バツまるはおはげから2ⅿ程右のほうにいたのでバツまるの方を見て、また涙しました。
その後、バツまるは退室し、背中の麻酔とはまた別の麻酔を入れ、ウトウトとなっているうちに胎盤を出したり縫合をしたりと後処置をしてもらい、お部屋に戻りました。部屋にはバツまるがいましたが、バツまるはすぐに出されてしまいます。
麻酔でウトウトしておりましたので、
と、言われたのですが、
と、謎にうその答えをしてそのままバツまるとお別れしたのを覚えています。(笑)
部屋を出たのが14時、赤ちゃんが生まれたのが14時21分、お部屋に戻ったのが15時頃だったかと思います。
それからが地獄です・・・・。
麻酔が徐々に切れ、傷口が痛い、寝返りを打ちたいのに痛くて動けない、おしりと腰が痛くなってくる、のどが渇いたのに何も飲めない、ウトウトしながらですが時間の流れがとても遅く感じました。
携帯を触るのもウトウトしててうまく触れない。
たびたび助産師さんが子宮の戻りをチェックするためにお腹を押してきます。傷口ではなく、おへその下あたりなのですが、それまた痛い。『うっ・・・・・・』と声が出てしまいます。
夜、痛み止めを入れてもらい、やっと寝れました。
助産師さんに手伝ってもらい、おなかの傷口をぎゅっと押さえながら横向きになることもできますので、これから帝王切開をされる方は覚えておいてくださいね。
出産翌日以降はまた次のブログに書こうと思います。
コロナ禍での帝王切開レポ:パート1まとめ
帝王切開でも立派な出産で、もし、帝王切開術がない中での出産だった場合、もしかしたら私の命も赤ちゃんの命もどうなっていたかわかりません。そう考えるととても尊いものです。
普通分娩でも帝王切開でもかわいい赤ちゃんが元気に生まれてきてくれることを優先と考え、生まれてきてくれたことにとても感謝しています。
産む前日までは帝王切開に対して「怖いな~」という気持ちや痛みの不安はありますが、出産日当日をまずは乗り越えさえすれば、だんだんと痛みはなくなります。
(次の記事に書きますが、新たな痛みが出てきますが・・・)
痛みはいつか無くなり、かわいい赤ちゃんとのかけがえのない生活がスタートします。
事実、現時点でおはげは産後4か月ですが、全く痛みはありません!!!!
不安なママさんは多いと思いますが、かわいい赤ちゃんのことを思って、踏ん張ってください!
私も、このまま痛みが無くならなかったらどうしよ~とか考えていましたが、絶対にそんなことはありませんから安心してくださいね!!
それでは、次のブログでは術後について書いていこうと思います!
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それでは、今日もありがとうございました!!
おはげ