バツまるです。
少し前にカメラを買いました。
それまではスマホやコンパクトデジカメで撮影していたのが、ミラーレス一眼で撮りためるようになりました。
するとおはげちゃんがこんな悩みを吐くようになりました。
などなど、出るわ出るわ写真にまつわる不満。
おはげちゃんはイライラが募るとだんだんと怒り出します。
元々我が家のPC(パソコン)も「大したデータ保存なんかしないだろう」という前提で選んだので、大した性能はありません。
まあ、一応PCはある、くらいのレベルです。
写真データ(画像と動画)をどうしようと夫婦で相談しました。
うちはハードは私、ソフトはおはげちゃんとぼんやり担当分けがされていますので、私からハードの部分をこうしているという解説をしたいと思います。
その記録媒体にどのようにデータを保存したかについてはおはげちゃんから説明してもらおうと思います。
この記事では、写真データをどのように保存すればよいか迷っていらっしゃる方向けに、いろいろと検証した結果私たちが実際に購入した商品を使っておすすめの保存方法を綴っていきます。
こんな方におすすめ
- 写真をスマホやカメラの両方で撮影される方
- 写真データを撮りっぱなしにしている方(整理していない方)
- どの記録媒体で写真データを長期保存すればよいか迷われている方
- 写真データを失くしたくない!でもどうすればよいか分からない!という方
- 写真データを一つの記録媒体で管理したいとお考えの方
- スマホの写真容量が多い方
データ保存について考えがまとまったら、次はカメラの購入をお勧めします。
私たちがカメラの購入に至った経緯やおすすめするカメラがなぜおススメなのか等を記載していますのでぜひのぞいていってください。
目次
写真データを長期保存するための記録媒体とその特徴
2022年の年始にデジタル一眼レフカメラSONYα6100を購入した我々。
→SONYα6100/6400 ミラーレス一眼レフ初心者が買うべきカメラは?
こちらもCHECK
-
SONYα6100 ミラーレス一眼レフ初心者が買うべきカメラはコレ!
続きを見る
写真データはたまる一方で散らかりっぱなし。
そんな私たち夫婦の、第一回写真データ保存方針会議(笑)での希望はこんな感じになりました。
まず絞り込めたのは、「外部記録装置」で対応するという方針にしました。
要は「何かに入れて保存」という昔ながらの方法です。
PC性能アップ(PC内保存)とクラウドサービスは今回見送りです。
早速どんな種類があるのか、簡単に複数の情報を検索して調べてみました。
一般的には下記の種類があることがわかりました。
またその特徴を簡単に紹介します。
- 外付けSSD
- 外付けHDD
- DVD-R・ブルーレイR他(光学ディスク)
- SDカード
- USBフラッシュメモリ
1.外付けSSD
ココがおすすめ
- 大容量
- 頻繁に使わなければ10年近く保つ
- データの出し入れが早い
- 衝撃に強い
- データ揮発しにくい
ココがダメ
- 高価
2.外付けHDD
ココがおすすめ
- 大容量約5年超保つ
- データの出し入れが比較的早い
- データ揮発しにくい。
ココがダメ
- 衝撃に弱い
- 安いとは言えない。
3.DVD- R・ブルーレイR(BD-R)など
ココがおすすめ
- 30年以上保つ
- データ揮発がない
- 安い
光学ディスクは種類が多いですが、独断で一般的に最も普及したであろうと思うDVD-Rを想定して記述しています。ただ、規格が数々あるので自分が使う光学ディスクプレーヤーの仕様確認が必要です。
ココがダメ
- 書き込みに時間がかかる
- 一度に保存できる容量が少ない
4.SDカード
ココがおすすめ
- 手軽
- 安い
ココがダメ
- データが数年で揮発するかもしれない
4.USBフラッシュメモリ
ココがおすすめ
- 手軽
- 安い
ココがダメ
- データが数年で揮発するかもしれない
写真保存におすすめの記録媒体は何がいい?正解はコレ!
簡単にまとめると、一番保存に適するのは光学ディスクであるDVD-R(ブルーレイ・DVD-RAM・CD-Rなどの仕様違いも多々ありますが、基本原理は同じです)といえますが、データ書き込み速度が遅い、容量ごとにディスク入れ換えが必要などの現代人をイラつかさせる要素が…。
データ揮発というのは衝撃的でした!
SDカードやUSBフラッシュメモリはそもそも一時的な記録メディアなので、データの長期保存には不向きなんですね。
あぶないあぶない。
第二回会議(笑笑)を開き、方針を決定しました。
結論を言うと我が家では、SSDとHDDを併用することにしました。
普段のバックアップはHDDにして、寿命は5年と考える。
2027年3月まで!と貼りました。
相当カッコ悪いですが…
SSDはできるだけ通電しないように、保存専用装置と割り切って使用することにしました。
こちらも10年経つ前に寿命が来ると考えないといけませんね。
こちらもカッコ悪いですが、2032年3月まで!と記載しました。
具体的には、SSDはSanDiskのPortable SSD(型番:SDSSDE30-1TOO) 1TB
HDDはBuffaloだけど何故かTOSHIBAってかいてある東芝CanvioUSB3.2(型番:HD-TPA1U3-B) 1TB
ひとつ絶対にご理解頂きたいのは、先ほど書いたように、今回の方法は200%写真が無くならない方法だとは思っていないということです。
データ長期保存しておく数ある方法(記録メディア)から、これならなんとか継続できるだろうという時間と手間と金額を考えると、ここが一番現実的だったわけです。
我々の決定事項
- どの方法にしても、必ずバックアップは取る
- 作業時間はある程度かかるのは仕方ないが、つきっきりでやることは避けたい
- プロカメラマンではないので、ベストな対策を取らなくてもよいとする
では、採用しなかったものの、私が考えるベストの方法とはどんなものか、実践してもないのに恐縮ですが、紹介いたします。
ベストな保存方法
- DVD-Rの容量が9ギガちょっとなので、カメラのSDカード自体を8ギガにして、さらに複数枚用意
- SDカードが一杯になったら(複数たまったらでもよい)、DVD-Rへ保存
- 同時に外付けSSDへも保存。ここでは将来的に見やすいように分類分けができるともっとよい
記録メディアとして一般的に最も信頼性の高いDVD-Rを利用することで、それを最後の砦にして、バックアップと写真整理をSSDで行うという作戦です。
ただ欠点としては、8ギガごとに作業の区切りが来るので、ためると出し入れのための手間を取られますし、はじめは良くてもそのうち膨大なDVD-Rの山を適切な温度と湿度で管理しなくてはいけません。
どういうことかというと、データ自体は長時間入れておけるが、入れ物であるディスクのプラスチック部分が変質すると読み取りにくくなってしまうようなのです。
またSSDはこの使い方だとどうしても早くて便利なので色々普段使いしてしまい、通電時間が長くなりますので、バックアップという意味合いが薄れてしまうでしょう。
結局、利点があれば欠点もある。
変更:以前のバージョンではここでBD(ブルーレイディスク)と表記していましたが、DVD-RとBD-Rを同一に扱うのはおかしいと思い、ここはDVD-Rを想定することでで統一しました。
ブルーレイディスクも写真保存法として無視できない
最近、外付けのBD対応光学ディスクプレーヤー(光学ドライブ)がだんだん値を下げて来ています。
BD-Rは1枚に入るデータ量は25ギガと、DVD-Rの約3倍です。
さらにこれが2層のDL(ダブルレイヤー)規格となると50ギガ…これが今後もし普及してきたとしたら無視できないな、と思っております。
さらにさらに4層のXLという規格になると100ギガですから、今後わが社の戦略に影響を与える可能性ありです!
光学ドライブの購入をどうするか、さらには同じブルーレイディスクでもDLとXLは規格も値段も違います(BDXLは1枚300~700円程らしい)し、未来に光学ドライブが技術として生き残るかなどを考えて決めていきたいですね!
まとめ:スマホを軽くするためにも写真の保存は定期的に行いましょう!
そういったわけで、SSDとHDDの2つに保存するのが、ストレスが少なく一応のバックアップ体制を取れる。
これが我々の出した結論です。
ただし、20年間残す、という部分では満足できる解決方法を得られなかったのも事実です。
これに対しては、カッコ悪い貼り紙をして、使用期限を目に見えるようにしておき、時期が来たら再度同様のメディアを買い替えるか、その時の他のよりよい方法に変えるかを検討することにしました。
年々記録域の容量は増えて、それと同時に以前大容量とされていたレベルの品がより安くなって来ているので、基本的にはその時点で状況に合ったものを購入するという考えです。
基本方針には自信をもてました。
作業時間と約1万5千円の支出のバランスは納得しています。
トラブルもありません。
年数の経過がまだ短くHDDもSSDも快調です。
詳細は他記事にあげていますが、作業に関して付け加えると、HDDに移す時にある程度の仕分けをし、バックアップであるSSDにコピーする時に毎回以前のデータを消しています。
これは消した後にそのまま現在のアップデートしたデータを丸ごとコピーしているので手間を省けます。
ただし、今後バックアップデータ作成時間はだんだん長くなることになります。
可能な範囲で通電時間を短くするのを心がけているので、もっといいコピーの仕方を見つけたらまた更新しますね!
方針変更などがある時も、またお知らせしたいと思っております